「新しい都市型オフィス」を様々な角度から提案した社屋。 天井高を変えずに、天井懐や梁をなくし各階高を低くすることで材積を減らし、省資源に取り組みました。また室内の独立柱は15㎝角の鉄骨柱にすることで構造強度をクリアし、室内レイアウトの可変性を高めています。仕上げも石膏ボード・樹脂ビニルなどの人工材を可能な限り使用せず、石・木・ガラス等の天然材をほぼ加工なしでそのまま表面に使用することで、余剰エネルギーを削減。職人の手仕事の痕跡を残した、表情豊かな空間になりました。 (東京都世田谷区)